「住宅ローンを滞納してしまった。」
「これからどうなるの。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
確かに、住宅ローンを滞納すると不安になりますよね。
そこで、今回は住宅ローンを滞納すると具体的にどうなるのかについてご紹介します。
住宅ローンを滞納するとどうなるのか
まず、滞納1ヶ月〜2ヶ月の期間には金融機関から書面もしくは電話で連絡がきます。
住宅ローンの滞納が継続的に行われていると、もちろん金融機関も競売を進めていきますが、1ヶ月から2ヶ月の滞納だと競売になることはありません。
この期間の遅れだと、家庭や勤め先の都合で支払えないという方もいらっしゃるので、書面もしくは電話での連絡に止まります。
金融機関からの引き落としができなかったという連絡に事情を説明し、すぐに返済手続きを行えば大きな問題になることはないでしょう。
また、この連絡を厳しい物言いで取り立てられるということもなく、返済が遅れていることに対しての注意や警告といった内容です。
そのため、精神的に追い込まれるといったこともありません。
しかし、この段階でしっかりと返済しなければ次のステップに進むことになるので注意しましょう。
厳しい物言いではないのでここで安心する方もいらっしゃいますが、気を抜いてはいけません。
返済能力がある場合にはしっかり返済を済ませておきましょう。
そして、滞納が2ヶ月から3ヶ月続くと、金融機関もちょっとした理由で返済が遅れているわけではないという認識に変化し、金融機関から書面の督促状が送付されてきます。
また、督促状ではなく、来店して事情を説明する必要がある場合もあるので注意しましょう。
こちらの場合も1ヶ月から2ヶ月の滞納と一緒で厳しく書かれているわけではありません。
返済をするようにといった内容が書かれているご請求の明細といった形です。
こちらの場合にも返済能力がある場合にはすぐに返済することをお勧めします。
滞納し続けるとブラックリストにのってしまう?
住宅ローンの滞納を続けてしまうと、ブラックリストというものにのってしまう可能性があります。
では、ブラックリストにのってしまうとどのようなことが起きるのでしょうか。
まず、ブラックリストにのると、新たな借り入れができなくなります。
そのため、新しくクレジットカードを作ったり、カードローンを組んだりということはできなくなるでしょう。
そして、新しくローンを組むこともできません。
つまり、車や住宅を購入するときのローンも組めなくなるのです。
これは困りますよね。
では、どのタイミングでブラックリストにのってしまうのでしょうか。
基準として61日以上の遅延または、三回目の支払日を超える延滞をしてしまうとブラックリストに載る可能性があると言われています。
また、この金融機関だとブラックリストに載ることはないということは一切ないので、どの金融機関も延滞してしまうといずれ、ブラックリストにのるという認識でいましょう。
住宅ローンを払えないときにすべきこととは
住宅ローンを支払えなくなった場合にはどのような行動をすれば良いのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。
まず、一つの手として金融機関に相談することが手段として挙げられます。
住宅ローンを滞納してしまって、一人で不安になっているよりも早く借入先や金融機関に相談する方が良いでしょう。
金融機関に相談する場合は、延滞前に相談することをおすすめします。
延滞前だと変えることができた状態も延滞してしまうと取り返しのつかないことになる可能性もあるからです。
そして、金融機関に相談したら、リスケジュールを申し込んでみましょう。
滞納する前であればこのリスケジュールは認められることが多く、無理のない返済を行えるでしょう。
しかし、金融機関によって条件変更できる条件は違います、
ただ、主な内容はそこまで違いはないので不安になることはありません。
家計の状況に応じて変更する必要があるため、どのような変更が可能なのか事前に確認しておきましょう。
しかし、金融機関に相談してしまうと、金融機関にしかできない対策を勧められることがあるので注意が必要です。
また、弁護士にご相談する方もいらっしゃいますが、弁護士も弁護士の得意な方法で解決しようとします。
そこで、まずはあなたの街の相談窓口、当社にご相談することをお勧めします。
当社にご相談していただくと、金融機関や弁護士に相談するのとは違い、解決するための選択肢が絞られることもありません。
ご自身にあった相談先を決めることが重要なので、そのお手伝いを当社がさせていただきます。
住宅ローンでお困りの方はぜひご相談ください。
まとめ
今回は住宅ローンを滞納するとどうなるのかについてご紹介しました。
住宅ローンを滞納し続けるとブラックリストにのり、取り返しのつかないことになるので、滞納する前に対策を打つようにしましょう。