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お役立ちコラム

住宅ローン返済中にがんになってしまったらどうなる?対処方法を紹介します!

「住宅ローンを支払っている最中だが、夫ががんになってしまった。」
「住宅ローンの返済中に大病を患ってしまった時の対処方法について知りたい。」

住宅ローンの支払い中に、がんなどの大病を患ってしまう場合もあるかもしれません。
そういった状況で、どのように対処していけば良いか詳しく解説します。

□がんになってしまい住宅ローンを滞納してしまうとどうなるのか

結論から言うと、住宅ローンを滞納してしまうと、いずれ住宅を手放すことになってしまいます。
具体的にどの段階で住宅を手放すことになってしまうのか解説します。

住宅ローンを滞納して2ヶ月ほど経つと、銀行の窓口担当者から電話がかかってきます。
この時点では、銀行も今後の対策を一緒に考えていくための電話であるので、可能であれば状況を説明してみても良いでしょう。

滞納して3ヶ月ほど経過すると、催告書、督促状が届きます。
これは、強い意味を持った支払い通知書です。
この通知が来た時点で、滞納分をまとめて返済する必要があることは知っておきましょう。

滞納5ヶ月目になると、期限の利益喪失予告が起こり、6ヶ月目には期限の利益を喪失してしまいます。
期限の利益とは、期限が来るまでは分割払いができるという権利です。
この通知後に返済が行われなければ、競売の手続きが進められてしまうでしょう。
信用情報機関にも登録されてしまいます。

□がんになった際にどのような対処方法があるのか

上記で、住宅ローンを滞納するとどうなるのか解説しました。
しかし、がんになってしまい、収入が減ってしまえばなかなか住宅ローンを支払い続けるのは難しいかもしれません。
住宅ローンの支払いをせず、退去させられることは避けたいですよね。
そこで、がんになってしまった時に、どのような対処方法があるのか4つ解説します。

1つめは、金融機関に返済額の軽減や延滞を申請することです。
住宅ローンを借りている金融機関に現状をしっかりと報告することで、様々な提案をしてくれるでしょう。
返済が厳しい場合、スケジュールを組みなおして住宅ローンの返済額を減らしたり、融資期間を延長してくれたりといった対策をしてくれる場合が多いです。

2つめは、労災保険を活用することです。
怪我や病気などで働けなくなり、収入が減少してしまった場合は、労災保険を活用できるか確認すると良いでしょう。
労災保険が利用できれば、給付を受けられます。
給付が受けられれば、住宅ローンの支払いも可能になる方もいらっしゃるでしょう。

3つめは、傷病手当金を活用することです。
自営業ではなく、会社員として協会けんぽや組合健保に加入していれば、傷病手当金を受け取れます。

がんになって仕事ができない状態が4日以上続いた場合、休業4日目から最長1年6ヶ月に渡って、毎月の給与の3分の2程度支援されます。
非課税なのも魅力の1つと言えるでしょう。

4つめは、社会保険や障害年金を活用することです。
社会保険を活用することで、医療費の負担を減らせるようになります。
負担が軽くなれば、住宅ローンの支払いができるようになるかもしれません。

□当社に相談していただいた際の流れについて

がんになってしまった場合の対策方法について解説しましたが、どれが最適な方法なのか見極めることは難しいと思います。
当社は、お客様の状況に応じて適切なアドバイスをさせていただいております。
そこで、当社に相談していただいた際の実際の流れについて解説します。

はじめに、ご相談の希望日程、場所をメールや電話でお知らせください。
確定した日時、場所でお客様の現在の状況や希望をヒアリングさせていただきます。
状況をしっかりと把握して、初めて適切なアドバイスができるのであらかじめどのような状況か整理していただくとスムーズに進められます。

状況を把握できたら、お客様に適した解決策をすべて提示させていただきます。
この時、すべての解決方法のメリットとデメリットを伝えるので、自分が良いと思ったものを選んでいただけるでしょう。

ご提案内容からお客様が良いと思った方法を選択していただければ、お申し込み手続きをさせていただきます。
申し込み手続きが済んだら、解決手段の再確認、今後の流れの説明をさせていただきます。

当社に相談していただくメリットとしては、上記で解説した通り、お客様にあった提案をすべて提示できることが挙げられるでしょう。

住宅ローンの支払いができず、お困りの際に不動産会社や弁護士に相談される方も多いですが、相談した時点である程度提案される解決策が決められてしまうというデメリットがあります。
お客様の状況にもっと適した解決策があり、損してしまう可能性もあるでしょう。

□まとめ

がんになってしまい、住宅ローンを滞納してしまえば、最悪の場合は退去する必要が出てきてしまうかもしれません。
そのような事態を回避するために、今回紹介した対策を落ち着いてすることが重要です。
また、当社に相談していただいた際の流れについても解説しました。
何かわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。


この記事を監修した人

監修者 西上正道 株式会社JKAS
代表取締役
西上正通
大阪府堺市出身。大学卒業後不動産会社に就職。それから25年間不動産業界に携わりこの業界の光と闇をたくさん見てきた。中には悪質な不動産業者からの詐欺まがいの営業行為により、幸せになるために購入したはずの不動産が、一転、不幸に転落させる事になるような事例の相談を数多く受ける。
そういった不動産業界の悪質さを肌で感じながら、この業界の変革無くして幸せな家族は増えないことを痛感する。
現在は「株式会社JKAS」代表取締役として、住生活で困っている人向けに支援サービス窓口の運営をしている。顧客ファーストで取り組んでいる各相談窓口は、NHKクローズアップ現代・朝日新聞・ABEMAPrimeに取材されるなど、マスコミからの注目も集めている。
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