閉じる
お役立ちコラム

住宅ローンを滞納してしまった方必見!借り換えについてご紹介します

皆さんは借り換えについてご存知でしょうか。
借り換えは住宅ローンを滞納してしまったときの対処法の一つとしてよく挙げられます。
では、借り換えとはどのようなものなのでしょうか。
そこで、今回は借り換えとはどのようなものなのか詳しくご紹介します。

 

借り換えとは

住宅ローンを滞納した際の一つの対処法として借り換えがよく挙げられます。
借り換えとは、前の住宅ローンよりも金利が下回る者に借り換えることで、毎月の返済額を減少させる方法です。
つまり、毎月の返済額が少ない住宅ローンに変更するということですね。

特に、滞納してから月日が浅い、問題がそこまで深刻化していない状態だと、住宅ローンの審査も通りやすく、検討してみると良いでしょう。
また、借り換えるときには、返済期間を少し長く設定するのもおすすめです。
というのも、返済期間が伸びるとその分利息を支払うので、全体の返済額は増えてしまいますが、毎月の返済額は減少するためです。
家計が厳しい方は、なるべく毎月の返済額を抑えたいですよね。
そのような方は借り換える際には返済期間を少し長めに設定してみましょう。

しかし、一般的に住宅ローンを滞納している場合はその滞納分をしっかりと返済してからでないと、金融機関も手続きに応じてくれません。
また、ブラックリストに登録されている場合にも少し厳しいでしょう。
そのため、まず、住宅ローンをしっかり返済してきたという実績を作って、借り換えることをおすすめします。

 

借り換えできないことはあるの?

実は場合によっては借り換えに応じてもらえない場合があります。
以下で、詳しくご紹介します。

まず、基本的に同じ金融機関での借り換えはできません。
同じ金融機関の新しい融資条件がどれだけ素晴らしくても、金融機関が同じだと借り換えることはできないので気を付けてください。
ただ、返済が難しい場合などに、条件変更には応じてくれるので一度相談してみると良いでしょう。

また、住居を賃貸に出している場合にも借り換えはできません。
住居を賃貸に出している場合には、その住居が収益物件として認識されるので、住宅ローンの借り換えは行えません。
また、賃貸に出している場合は事業用ローンとして組むことになり、住宅ローンと比較すると少し高くなってしまうこともあります。

次に、転職や独立をした場合にも借り換えはできません。
ほとんどの金融機関では、最低勤続年数を設定しているので、転職や独立後の借り換えは難しいでしょう。
独立をしている場合には、3年分の決算報告書が必要なので、少なくとも1年から3年の勤続年数が必須と言えるでしょう。

そして、収入が減った場合にも借り換えは難しいです。
金融機関は年収に対する年間の返済額の割合である、返済負担率というものを設定しています。
そのため、収入が減ってしまってその審査基準を超えてしまうと借り換えはできません。

また、健康状態よくないと借り換えは難しいでしょう。
住宅ローンを組んだときに、ほとんどの金融機関では団体信用生命保険というものへの加入を義務付けています。
そして、これは借り換えの際も同じで、健康状態がよくないと団体信用生命保険には加入できないので、借り換えは不可ということになります。

また、住宅の価値が低下している場合にも借り換えは厳しいでしょう。
希望している融資金額よりも物件の評価額が下回っていると、金融機関の審査を通過するのは難しく、借り換えも同様に難しいです。
しかし、判断基準は金融機関によってまちまちなので、複数の金融機関を試してみるのも良いでしょう。

 

住宅ローンを借り換える際の注意点とは

借り換える際にはいくつか注意点があります。
以下で詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

まず、住宅ローンを借り換える際には新しく契約する金融機関から住宅ローンを一括返済するためのお金を借りて、新しいローンを契約するので、新たに審査を受ける必要があります。

基本的には最初に住宅ローンを借り入れるときに受けた審査と変わりはありません。
ただ、昔返済をせずに滞納した時期あったり、以前と比べて収入が減少していたりする場合には審査に落ちる可能性があるので気を付けましょう。

そして、借り換える際には新たに団体信用生命保険に加入する必要があります。
しかし、以前は何もなかったが、現在は健康状態に異常がある場合には要注意です。
住宅ローンを組む条件として、団体信用生命保険への加入が義務付けられているので、加入できない場合には、借り換えもできません。
そのため、借り換える際には自分自身の健康状態にも気を配っておきましょう。

 

まとめ

今回は借り換えとはどのようなものなのかについてご紹介しました。
借り換える際にはいくつか注意点があり、この注意点を確認していないと、借り換えられない可能性があるので気を付けてください。
また、ローン返済でお困りの方はぜひ当社にご相談ください。


無料お問い合わせフォーム