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お役立ちコラム

住宅ローンで優遇金利を受けている方へ!滞納することの影響を説明します!

住宅ローンで、総支払額や毎月の支払額を気にする方はいらっしゃるでしょう。
そんな方は、住宅ローンを組む際に優遇金利について考えてみてください。
今回は、優遇金利とは何か、そして、住宅ローンの滞納が優遇金利に与える影響について説明します。
ぜひご覧ください。

 

□優遇金利について

住宅ローンを組む際に優遇金利という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
優遇金利とは通称、キャンペーン金利とも呼ばれており、各金融機関の定める条件に合格することで適応される金利のことを指します。
多くの場合、「一定期間は金利が○パーセント」、「優遇金利はマイナス○パーセント」のように記載されています。
金融機関が自由に金利や条件を設定できるため、住宅ローンを組む際には複数を比べることをおすすめします。

それでは優遇金利にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。

 

*メリットについて

1つ目は返済が楽になることです。
住宅ローンは借りた分のお金に金利を上乗せして返済していきます。
そのため、金利が高いと総返済額が高くなり、より多くのお金が必要になります。
安い金利で借りれた場合、家計を圧迫せずに済むでしょう。

2つ目は返済が完了するまで優遇金利が適用されることです。
毎月決まった額を払い続けていれば、突然優遇金利が終了することはないでしょう。
しかし、金利の種類によっては割引率が変化します。

 

*デメリットについて

1つ目は適用されない可能性があることです。
それぞれの金融機関の条件を満たすことで優遇金利付きの住宅ローンが組めます。
そのため、条件のクリアは必要不可欠です。
とある金融機関の優遇金利の条件が満たせない場合は、他社のものに変更する必要があるでしょう。

2つ目は金利が上がる可能性があることです。
メリットで優遇金利は適用され続けると説明しました。
しかし、優遇金利であっても、元々の金利が上がると結果的に支払う額が多くなるでしょう。

 

□滞納した場合、優遇金利はどうなるのか

もし住宅ローンを滞納すると、優遇金利はどうなるのでしょうか。
生活を楽にするために適用してもらっているため、なくなると大変ですよね。

しかし、住宅ローンを滞納すると優遇金利は撤廃されます。
優遇金利を受ける際、多くの金融機関の条件の欄に「住宅ローンを滞納した場合、優遇金利が解除された場合も異議はありません。」という旨の条文があります。
そのため、滞納すると元々の金利での支払いは免れないでしょう。

優遇金利の適用を解除する権限は各金融機関にあるため、どのタイミングで解除されるかは分かりません。
1回の滞納では解除を実行しない金融機関も多いでしょう。
何故なら、1回目の滞納はたまたま返済日を忘れていた方や滞納せざるを得ない方への救済処置となるからです。
しかし、金融機関からの催促を無視したり、繰り返し滞納したりするような方はすぐに解除されるでしょう。

さらに、一度優遇金利が解除されると、再度適用されることはないため、普段から滞納しないように気をつける必要があります。

優遇金利が終了すると元々の金利となるため、総支払額が増えます。
毎月の支払額が1万円ほど上がる可能性もあります。
滞納している方の中には、払えるお金がない方もいらっしゃるでしょう。
そのような方にとって、さらなる打撃となります。

 

□困った場合は相談することが第一である

上記で住宅ローンを滞納すると優遇金利が受けられなくなることを説明しました。
家計に悪影響を及ぼさないためにも住宅ローンの滞納は免れたいですよね。
しかし、対処法には借り換えや親子間売買、任意売却など様々な候補があります。
その全てを把握することは大変でしょう。

そこで、支払いが厳しくなりそうなタイミングでまず当社に相談なさることをおすすめします。
多くの対処法は、相談する場所を決めた時点である程度決まっています。
例えば、弁護士に相談をすると破産を持ちかけられることが多く、不動産では任意売却を勧められるでしょう。
それぞれに利益が生まれるため、他に方法がある場合でもこれらの策を推奨するのです。

しかし、住宅を売らずに滞納に対処したい場合、任意売却を勧められても納得できないでしょう。

一方、当社では数ある対処法の中からお客様のニーズに合ったものをご提案いたします。
丁寧にヒアリングをさせていただき、状況に最も適した解決策を提示します。
解決方法を知らない場合でも当社が詳しく説明するため、分からないことがあれば随時お聞きください。

分からないからと言って、住宅ローンの滞納を放置しておくと、次第に解決策の数は減り、希望される解決策が使用できない場合があります。
そのため、滞納しそうになった時点で当社に相談することをおすすめします。

 

□まとめ

今回は優遇金利について説明しました。
優遇金利は家計への負担を軽減するため、非常に心強いです。
しかし、住宅ローンを滞納すると優遇金利が解除される可能性があります。
滞納する前に対策をする必要があるでしょう。

対策法に悩んだ際は当社に一度ご相談ください。
皆様からのお問い合せを心からお待ちしております。


この記事を監修した人

監修者 西上正道 株式会社JKAS
代表取締役
西上正通
大阪府堺市出身。大学卒業後不動産会社に就職。それから25年間不動産業界に携わりこの業界の光と闇をたくさん見てきた。中には悪質な不動産業者からの詐欺まがいの営業行為により、幸せになるために購入したはずの不動産が、一転、不幸に転落させる事になるような事例の相談を数多く受ける。
そういった不動産業界の悪質さを肌で感じながら、この業界の変革無くして幸せな家族は増えないことを痛感する。
現在は「株式会社JKAS」代表取締役として、住生活で困っている人向けに支援サービス窓口の運営をしている。顧客ファーストで取り組んでいる各相談窓口は、NHKクローズアップ現代・朝日新聞・ABEMAPrimeに取材されるなど、マスコミからの注目も集めている。
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