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お役立ちコラム

住宅ローンをリストラされて返せないかも!その対策をご紹介します

「最近リストラされてしまった。」
「しかし、住宅ローンの返済が残っている、どうしよう。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
リストラされてしまうと収入源がなくなるので困りますよね。
そこで、リストラされてしまって住宅ローンの返済が困難になったときの対策についてご紹介します。

 

住宅ローン滞納後の流れについて

住宅ローンを滞納してしまうと、最終的に競売にかけられてしまいます。
では、具体的にどのような流れ競売にかけられるのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。

まず、滞納すると最初に銀行からお金が口座から引き落とせなかったことに対する連絡がきます。
最初の一回目は「お金が引き落とせなかったみたいですが、何かありました?」といった内容の電話がかかってきます。
もしも、返済できるのであれば、この段階ですぐに返済しましょう。

そうすることで、問題になることはありません。
しかし、このまま滞納を続けてしまうと2ヶ月目から3ヶ月目あたりに「支払いが完了していません、すぐに支払ってください。」と少し厳し目の口調で電話が来始めます。
この時期には電話だけではなく督促状のような書類も一緒に自宅に送られてくるでしょう。

そして、4ヶ月から5ヶ月が経過すると「滞納がこのまま続くようだと、期限の利益を喪失します。」といった内容の連絡がきます。
上記が滞納期間の流れです。
滞納が続くと銀行もお金を返済してもらう必要があるので、滞納がかなり厳しくなってきます。
そのため、精神的に追い詰められることも少なくないでしょう。

そして、滞納が5ヶ月から6ヶ月続くと、次に期限の利益喪失に進みます、
期限の利益とは何でしょうか。
期限の利益とは債務を分割して返済する権利のことを指し、これが喪失することは、住宅ローン残高を全て一括で請求されてしまうことです。
滞納が続くとこのように住宅ローンの契約自体を解除されてしまい、住宅ローンが2000万円残っているとしたらそれ全てを一括で支払う必要があります。
これはかなり困りますよね。

そして、期限の利益喪失が行われた後は、代位弁済が行われます。
代位弁済とは、住宅ローンについて保証会社が本来支払うべき債務者に代わって、銀行に一括でお金を支払う手続きのこと指します。
そのため、この段階に入ると、請求が銀行からではなく、保証会社からきます。
簡単に説明すると、窓口が銀行から保証会社に変わるということですね。

そして、滞納が8ヶ月から9ヶ月継続すると、競売開始が決定されます。
保証会社に対して一括で返済できないことがほとんどでしょう。
そうすると、保証会社が裁判所に対して自宅の競売を申し立て始めます。
申し立てが完了すると、自宅に「競売開始決定通知」が送られてきて、競売の流れになります。
上記が競売までの流れです。

 

リストラで住宅ローン返済が厳しくなったらどうすれば良いのか

では、リストラで住宅ローンの返済が厳しくなったらどうすれば良いのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。

まず、返済が厳しくわかったら、すぐに対策をしましょう。
すぐに働き口が見つかれば良いのですが、そのように簡単に進まないことの方が多いでしょう。
また、働き口が見つかったとしても、収入が減ってしまい住宅ローンに当てるお金がないということも考えられます。
そのため、すぐに家計を見直し余分な出費を抑えるなどの取り組みを行いましょう。

また、両親や親戚にお金について相談するのも良いかもしれませんね。
これだけでは本質的な解決にはなりませんが、住宅ローンは滞納が続くと最終的に自宅が競売にかけられてしまいます。
せっかくの家を失いたくはないですよね。
自宅を失わないためにも、対策は早め早めでに行いましょう。

次に、金融機関に返済額の軽減と延長を申請してみましょう。
そうするとある程度返済が楽になるかもしれません。
しかし、こちらは申し込めば必ず通るわけではなく、審査が必要です。
審査が通れば、どちらも返済額を軽減する助けになるので、住宅ローンの返済が難しいとわかった時点で申請しましょう。

そして、次に自宅を賃貸に出すことも頭に入れておきましょう。
上記でご紹介した内容はどれも自宅に住み続けることが前提になっていますが、自宅を賃貸に出して、その賃料を返済に当てるという方法もあります。
通常、住宅ローンが残っている状況で賃貸にはできませんが、「再起支援借上げ制度」というものが利用できる可能性があります。
こちらも利用できると、自宅を賃貸に出せるので、一度検討してみましょう。

また、住宅ローンでお困りの方はぜひ、当社にご相談ください。
金融機関や弁護士にご相談される方もいらっしゃいますが、選択肢が狭まる可能性が考えられます。
自分の状況に応じた選択をするためにも、まずは私たちにご相談ください。

 

まとめ

今回はリストラされて住宅ローンの返済が困難になった場合の対処法についてご紹介しました。
いくつか方法をご紹介しましたが、一度当社にご相談してください。
あなたに最適の方法を一緒に見つけましょう。


この記事を監修した人

監修者 西上正道 株式会社JKAS
代表取締役
西上正通
大阪府堺市出身。大学卒業後不動産会社に就職。それから25年間不動産業界に携わりこの業界の光と闇をたくさん見てきた。中には悪質な不動産業者からの詐欺まがいの営業行為により、幸せになるために購入したはずの不動産が、一転、不幸に転落させる事になるような事例の相談を数多く受ける。
そういった不動産業界の悪質さを肌で感じながら、この業界の変革無くして幸せな家族は増えないことを痛感する。
現在は「株式会社JKAS」代表取締役として、住生活で困っている人向けに支援サービス窓口の運営をしている。顧客ファーストで取り組んでいる各相談窓口は、NHKクローズアップ現代・朝日新聞・ABEMAPrimeに取材されるなど、マスコミからの注目も集めている。
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