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お役立ちコラム

住宅ローンの返し方を知りたい!そのコツについてご紹介します

「住宅ローンの返し方のコツを知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
住宅ローンはどうやって返せばいいのかよくわかりませんよね。
そこで、今回は住宅ローンの返し方のコツについてご紹介します。

 

住宅ローンの返し方のコツとは

住宅ローンの支払いを減らす方法としては5つあります。
以下で、詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1つ目の方法は繰上げ返済です。
繰上げ返済は決められている返済額に足して余分にローンを返済する方法です。
昔では100万円単位でしか返済のできない金融機関が多く存在しました。
しかし、現在では1円単位でも返済が可能なネット銀行というものが増えてきています。
1円単位で返済可能だととても助かりますよね。

しかし、生活するための資金や貯蓄を返済に当ててしまっては必要なときに現金がなくなってしまいます。
そのため、無理のない程度に貯蓄を崩して、安定した繰上げ返済を目指してみましょう。

2つ目の方法は住宅ローンの控除を使用することです。
こちらは税額控除というカテゴリーに分類されるため、かなり減税できることが予想できます。
もちろん、上限は存在しますが、所得税と住民税が控除の対象になります。
一度、利用を検討してみましょう。

3つ目の方法は住宅ローンの借入期間を延長することです。
住宅ローンを借り換えするタイミングと同時に借入期間を長くすることで、毎月の支払いを少なくできます。
しかし、全体で見ると返済額が増えてしまうので、気をつけてください。

4つ目の方法は一括返済です。
ローンをまとめて返済することが可能なのであれば、金利がゼロになるので、返済額全体を少なくできます。
しかし、こちらは少し難しいかもしれませんね。

5つ目の方法は住宅ローンを借り換えることです。
現在契約している住宅ローンから他の金利の低い住宅ローンを利用すると、金利の差の支払い分を少なくできます。
借り換えるだけでいいので、得ですよね。

 

繰り上げ返済とは

上記の一つの方法として繰り上げ返済についてご紹介しました。
では、繰り上げ返済とは何なのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。

繰り上げ返済とは、貯蓄などに余裕があるときに、通常の返済とは別に返済を行うことを指します。
つまり、先を見越して余裕に返済を行うということですね。

また、繰上げ返済に2つのタイプが存在します。
1つ目が返済期間短縮型です。
こちらを利用する場合は、毎月の支払額は減りません。
しかし、名前の通り返済期間が少なくなります。
そのため、少なくなった分その期間に支払うはずであった利息を支払う必要はありません。
利息を少なくできるのは嬉しいですよね。
また、返済期間も短くなるので、さっさと住宅ローンの支払いを完了したいとお考えの方にもこの方法はおすすめと言えるでしょう。
しかし、繰上げ返済する額によっては同じ返済期間のままのこともあるので、返済期間を少なくしたい方は事前にチェックして、後悔しないようにしましょう。

2つ目が返済額軽減型です。
こちらは、返済期間は通常の場合と変化はありません。
しかし、こちらも名前の通り、毎月支払う返済額を減らせます。
期間短縮型のような利息軽減効果はあまり期待できませんが、毎月支払う額を減らせるので、家計の厳しい方には嬉しいですね。
住宅ローンの返済はかなり長期間にわたって行われるので計画的な返済を行いたいですよね。

 

繰り上げ返済の注意点とは

上記で繰上げ返済についてわかっていただけたと思います。
しかし、繰上げ返済では何に気をつければ良いでしょうか。
そこで以下で、詳しくご紹介します。

繰上げ返済で考えられる注意点は、無理のない返済を心がけるということです。
住宅ローンというものは支出と収入のバランスを考慮して、計画されていることがほとんどです。
しかし、繰上げ返済で、通常の返済と余分に返済を行うことで、多少無理をする可能性があります。

例えば、生活に当てるための資金を住宅ローンの返済に使ってしまうと元も子もありませんよね。
ただ、繰上げ返済と積極的に行っていくと、このような事態に陥ることが多々あります。
その人にあった返済計画を作って毎月返している住宅ローンだからこそこのような事態が落ちるのかもしれませんね。

また、手元に現金がないと急に病気や怪我になってしまった場合や、教育費が予想以上に必要になった場合に対応できない可能性があります。
そのため、なるべく手元にはお金を残しておきましょう。

また、繰上げ返済には手数料があるためこちらも考慮する必要があるでしょう。
手数料があるかどうかは金融機関によって異なります。
返済額が少なくなるのはいいですが、手数料でお金を持っていかれては意味がありません。
事前に、手数料が取られるかどうか確認しておきましょう。

 

まとめ

今回は住宅ローンを返すコツについてご紹介しました。
住宅ローンを返すコツの一つとして、繰上げ返済があり、資金に余裕がある方は利用してみると良いかもしれません。
注意点に気をつけて利用してみましょう。


この記事を監修した人

監修者 西上正道 株式会社JKAS
代表取締役
西上正通
大阪府堺市出身。大学卒業後不動産会社に就職。それから25年間不動産業界に携わりこの業界の光と闇をたくさん見てきた。中には悪質な不動産業者からの詐欺まがいの営業行為により、幸せになるために購入したはずの不動産が、一転、不幸に転落させる事になるような事例の相談を数多く受ける。
そういった不動産業界の悪質さを肌で感じながら、この業界の変革無くして幸せな家族は増えないことを痛感する。
現在は「株式会社JKAS」代表取締役として、住生活で困っている人向けに支援サービス窓口の運営をしている。顧客ファーストで取り組んでいる各相談窓口は、NHKクローズアップ現代・朝日新聞・ABEMAPrimeに取材されるなど、マスコミからの注目も集めている。
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