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お役立ちコラム

住宅ローンをうっかり滞納!返済に遅れた際の流れや影響をご紹介!

住宅ローンの返済に追われているという方はいらっしゃいませんか。
うっかり住宅ローンを滞納してしまうと今後の人生が変わってしまうほど大変です。
ここでは住宅ローンを滞納してしまった場合の流れと影響をご紹介します。
このような事態にならないように気を付けましょう。

□住宅ローンの返済に遅れる場合の流れとは

住宅ローンの返済ができないとどのようになってしまうのでしょうか。
ここでは初めに住宅ローンを滞納した場合の流れをステップごとにご紹介します。

ステップ1では支払い請求書が届きます。

1度引き落としがされないだけでは滞納扱いにはなりません。
もし引き落としがされない場合は、再び引き落としを求める書類が届きます。
この通知を受け取った段階で支払った場合は、遅れた分の遅延損害金を支払うだけで済みます。
通知が届いたら、早急にローンの支払いを行いましょう。

この再通知に応じない場合は滞納扱いになります。
1か月以上滞納している場合は、支払い請求書が届きます。
この書類には、住宅ローンの滞納期間といくら滞納しているかが記載されています。
この段階で返済できれば、家を売り払われるなどの心配はしなくて良いでしょう。

ステップ2では催告書が届きます。

2か月から3か月滞納している状態が続くと、催告書が届きます。
この書類には、支払う必要のある滞納料金と、住宅ローンを分割で返済する権利を失うことが記載されています。
住宅ローンを分割支払いできなくなるということは、残りの住宅ローンを一括で支払う必要が出てくるということを指します。
この段階が後戻りできる最後のチャンスだと思って良いでしょう。

ステップ3では期限の利益喪失通知が届きます。
住宅ローンを3か月以上支払わないと、利益喪失通知が届きます。

これは住宅ローンを分割して返済する権利を失ったことを知らせるものです。
一括で返済できる場合は返済すれば良いですが、返済できない場合が多いでしょう。
こうなると、任意売却か競売という選択肢しか残されていないことになります。
このような状況にならないように気を付けましょう。

ステップ4では代位弁済通知書が届きます。
代位弁済とは何のことを指すのでしょうか。
これは一括返済できない方のための仕組みで、保証会社が一括返済できない契約者に変わって金融機関に一括返済してくれます。

しかし、安心はできません。
返済先が金融機関ではなく、保証会社になっただけなので、返済する必要がある状況であることに変わりありません。
返済するために資金調達を行いましょう。

ステップ5では競売開始決定通知が届きます。

住宅ローンの滞納をはじめて6か月目には、競売開始決定通知が届きます。
これは、担保にしている家が差し押さえられたことを意味するものです。
競売で売却して得た価格が、返済金額よりも大きいという保証はありません。
競売で集めた資金よりローンの残高の方が大きい場合は、残りの代金の支払いが必要です。

□住宅ローンを滞納したらどうなる?

住宅ローンを滞納した場合はどうなるのか、流れを知っていただけたのではないでしょうか。
ここでは住宅ローンを滞納した際に起こり得る影響をご紹介します。

1つ目は遅延損害金を支払う必要が出てくることです。
住宅ローンの融資先は、分割して支払う権利を与えてくれています。
それにも関わらず、期限に支払いができない場合は融資元の損害に当たり、遅延損害金を支払う必要があります。
この損害金の金利は14パーセント程度で、返済していない期間が長くなればなるほど膨れ上がっていきます。

2つ目はブラックリストに載ります。
住宅ローンの返済が3か月以上ない場合はブラックリストに載せられます。
また、ブラックリストの情報は信用情報機関で共有されてしまいます。
そのため、カードの審査やその他のローンなどを通過できる可能性はほとんどなくなると言えるでしょう。

3つ目は住宅ローンの期限の利益がなくなります。
ローンの期限の利益がなくなるとは、ローンを分割で支払う権利をなくすことを意味しています。
この権利がなくなることで一気に借金が膨れ上がると言えるでしょう。

4つ目は競売か任意売却かの判断がなされます。
このような状況になったら、自分の住宅に住めなくなるでしょう。
そのため、競売や任意売却になる前に、専門の機関に相談することをおすすめします。

5つ目は最終的に競売にかけられます。
物件は勝手に競売にかけられるでしょう。
こうなればもうなすすべはありません。
このような事態を避けるためにも、きちんとした返済計画を立てることをおすすめします。

□まとめ

今回は住宅ローンをうっかり滞納した際の流れと、影響をご紹介しました。
ローンを半年間滞納すると、それだけで今後の人生がかなり変わってしまう可能性があると言えるでしょう。
ローンの利用は計画的に行うことをおすすめします。
住宅ローンなどで相談したい方は「あなたの街の相談窓口」にお問い合わせください。

監修者情報



一般社団法人 住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口
代表 西上 正通

・所在地
〒542-0081
大阪市中央区南船場4-10-4


・事業内容
住宅ローン返済支援コンサルティング

・電話番号、FAX番号
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FAX:06-7639-2419

・代表メッセージ
私もかつては住宅ローンの支払いが滞り辛い経験をした一人です。ですが今では自己破産もせず、家も手放さず、家族と幸せに暮らしています。

あの時、私自身が乗り越えた経験、またその後の膨大な数のご相談から得た知識を最大限に活かし、あの頃の私と同じように今悩まれている方々のお役に立てれば、との想いでJKASを立ち上げました。

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この記事を監修した人

監修者 西上正道 株式会社JKAS
代表取締役
西上正通
大阪府堺市出身。大学卒業後不動産会社に就職。それから25年間不動産業界に携わりこの業界の光と闇をたくさん見てきた。中には悪質な不動産業者からの詐欺まがいの営業行為により、幸せになるために購入したはずの不動産が、一転、不幸に転落させる事になるような事例の相談を数多く受ける。
そういった不動産業界の悪質さを肌で感じながら、この業界の変革無くして幸せな家族は増えないことを痛感する。
現在は「株式会社JKAS」代表取締役として、住生活で困っている人向けに支援サービス窓口の運営をしている。顧客ファーストで取り組んでいる各相談窓口は、NHKクローズアップ現代・朝日新聞・ABEMAPrimeに取材されるなど、マスコミからの注目も集めている。
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